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『愛についての感じ』発売中

▼そういうわけで

今日から発売になりました。わりと都内に配本が集中しているので、地方の方にはなかなか手に入りづらい状況となっております。すいません、書店注文かAmazonにてよろしくお願いします。 それと、POPを用意しましたので書店関係者の方は恐れ入りますがこちらからダウンロードして使ってください。

収録されている五篇、ともに思い入れのある作品です。文芸誌に書くときに、「舞台は現実」「なんとなく愛だ」というしばりを設けていたのですが、思った以上に文体も物語もバリエーションがあるものになりました。今回はSF的要素もタイポグラフィも使わずに書いているので、まあ、肩の力を抜いて楽しんでもらえるとよいなーと。あまりハッピーエンドに縁がないので、さみしさがにじみでているかもしれませんが、それでも少し笑ってもらえたら。
世の中の人はよく「真面目にやる」、ということと「ユーモアを排除する」、ということを混同しがちなんだけれど、そのふたつはぜんぜんちがうことで、真面目にユーモアを持って生きるということのほうが難しくて、そっちのがとても重要に思えます。
単なる天の邪鬼だと思われがちな私ですが(まったくそのとおりなんだけれど)、どんな過酷で辛いときでも、深刻になどならずに世の中をナメていたいものです(あばばばー)。

ああそうそう、ところでみなさん気づかれましたか? 帯のコメントは、なんと……私の大好きな歌人、穂村弘さんにいただきました。ひぎぃ!(泣)穂村さんの世界音痴なエッセイや、ユーモアと哀しさが同居した短歌が好きな方々なら、きっと楽しんでいただける小説なんじゃないかなあと、そんな風に思ってます。
装画は市川春子さん。『虫と歌』がすごく素敵な短編集だったので、2010年のマンガ大賞で、は僭越ながら一票いれさせて頂きました。まさか自分の本の表紙を飾っていただけることになるとは。なむなむー。市川さんの描く日常がお好きならきっとこの小説も楽しめます(クレームは地面に穴を掘ってそこへお願いいたします)。
装丁は、名久井直子さん@情熱大陸。任せて安心、信頼の職人技。名久井さんの装丁本で一番読んだのは、いなたい路地裏の雰囲気漂う、なるさんの『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール―世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間』なんと表紙カバーがポスターになるというギミック。今回の本はギミックこそありませんが、とても美しい繊細な仕上がりになっており、触れると壊れるので書店で見かけても買わないでください。拝むだけでよろしくお願いします。三礼・三拍三回お辞儀をして、三回手を叩きましょう。お賽銭を忘れずに。きっと御利益があることでしょう。そのまま巣鴨の高齢化ゾーンに飛び込み無縁社会を生き抜きましょう。ゲットワイルド!いま会いたくて震えてます。なにを言っているのかわからないのでさようなら。

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Posted in その他, 仕事, 書籍.

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