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ユリイカ*特集「貴志祐介」に論考

▼花粉が……

すさまじいゆえ、激しく頭がはたらかない海猫沢ですが、久しぶりにユリイカに執筆させていただきました。今回は『悪の教典』に続き『ダーク・ゾーン』を上梓したばかりの貴志祐介さんの特集です。いきなり巻頭対談が貴志祐介×町田康と、意外な組み合わせになっていて興味深いです。私は『悪の教典』についての論考と、初期プロットのコメントを担当しております。この初期プロット、実に原稿用紙にして300枚近くあったので(笑)抜粋となっていますが、プロットから小説を書こうとする方は参考になるかと思いますので一読してみてください。内容は以下。

特集=貴志祐介 『黒い家』『硝子のハンマー』『新世界より』『悪の教典』『ダーク・ゾーン』・・・エンターテインメントの革新

【対談】
「引き返し不能地点」 から小説ははじまる / 貴志祐介×町田康

【恐怖と悪と小説の教授(プロフェッサー)】
秘められた情熱 / 田辺青蛙
『悪の教典』、ポスト金八先生の時代 / 海猫沢めろん

【創作の舞台裏】
『悪の教典』 NOTE 初期プロットより / 貴志祐介 [コメンタリー=海猫沢めろん]

【ジャンルを内破するエンターテインメント】
統合された新しさ 『悪の教典』 を戦争小説として読む / 陣野俊史
ジャンル理性批判 ホラー的ハイブリッド小説 『新世界より』 を中心に / 中沢忠之
情に棹させば騙される貴志祐介ミステリ / 杉江松恋

【インタビュー】
荒唐無稽とリアルさの交点 小説を読む愉しみ、書く歓び / 貴志祐介 [聞き手=杉江松恋]

【貴志祐介アナリシス】
親しげでいかがわしいものたち 『十三番目の人格(ペルソナ)ISOLA』 と世紀転換期の日本 / 千野帽子
『黒い家』 に困る / 東雅夫
存在論的なまどろみの中で 『天使の囀り』 を読む / 横田創
デスゲームはゲームたりうるか? 『クリムゾンの迷宮』 が予示していたもの / 米光一成
社会の体感不安の申し子 『青の炎』 の 「青さ」 のダークサイド / 円堂都司昭
『硝子のハンマー』 の両義性 本格とミステリのあいだ / 蔓葉信博
もうひとつの、No Man’s Land 『新世界より』 を読む / 小谷真理
これからの 「悪」 の話をしよう / 伊藤氏貴
過剰なる隠喩と解釈可能性の悪夢 『ダークゾーン』 の恐怖について / 藤田直哉

【資料】
貴志祐介全著作解題 / 小田牧央・酒井貞道・蔓葉信博・藤田直哉
『十三番目の人格(ペルソナ)ISOLA』 角川ホラー文庫、1996/角川書店、1999(「ISOLA 十三番目の人格(ペルソナ)」 と改題)
『黒い家』 角川書店、1997/角川ホラー文庫、1998
『天使の囀り』 角川書店、1998/角川ホラー文庫、2000
『クリムゾンの迷宮』 角川ホラー文庫、1999
『青の炎』 角川書店、1999/角川文庫、2002
『硝子のハンマー』 角川書店、2004/角川文庫、2007
『狐火の家』 角川書店、2008
『新世界より』 講談社、2008/講談社ノベルス、2009/講談社文庫、2011
『悪の教典』 角川書店、2010
『ダークゾーン』 祥伝社、2011

なにとぞよろしくお願いします。

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