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放課後、薄毛レジスタンス!



一八世紀末、イギリスではじまった産業革命以降、我々人類はこれまで幾多のものを自動化してきました。そう、自動化。工場が自動化されフォーディズムが資本主義を爛熟させ……。いえ、それ以前にだって自動人形や自動のものはいっぱいあったのです。そう、自動こそ人間の限りなき欲望と夢の象徴。現代の自動歯ブラシ、回転寿司……。
そしていまここに新たなる自動新世紀が始まる。その名は……自動頭皮マッサージ機モミダッシュ!

まじやばい。

普段わたくしは文筆業をやっておりますが、基本的に一日の九割はハゲに抵抗する薄毛レジスタンスとして活動しておるわけです。そんな中、うちに住むオカマから新しい革命情報を耳にしました。
「なんだかぁ~うちのお父さん、変な機械を使ってから毛が生えてきたのよぉ~」
なっ、なにーっ! 即座に事情聴取してその機械なるものを突き止めたところ、このモミダッシュであったという具合です。さらに、
「シャンプーもなんだか変なのを使ってて……」
なっ、なにーっ! 即座に事情聴取して商品の開発元を探り、そのシャンプーだかお聖水だかか知らぬ液体も入手。

なるほど典型的な石鹸シャンプーというやつか(と思ってよく成分みたらフツウのシャンプーだった)。これとマッサージの併用で髪が生えるということは皮脂系のハゲか?
……加齢による自然なハゲにはあまり効果があると思えない。

使用してから半年が経った今、

あまり変わっていない。

レジスタンス!!

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Rollbahnについて


迂闊にノートなんかを使うと悪夢のように人生が変わってしまう。
だから絶対にノートなんか使わない。絶対にコピー紙の裏紙とかチラシの裏で乗り切ってやる……。少なくとも書店のビジネス系本棚にいくとそんな気分になる。ノート術で人生を変えるとか、書いたことが実現するとか……。
私は、それほど大それたことを考えているわけではないので、なんとなく気持ち良く書けて便利につかえる楽しいノートがあればそれで良いのである。まちがっても書いたことが叶うノート術などにならないように、がんばって自己流で汚い使い方をして、うかつに書いたこと(デスノートとか乱歩の妄想ばりのドロドロした妄想)が現実にならぬように気をつけねばならぬ。
以前はモレスキン(ヘミングウェイ愛用)なんかを使っていたのだけれど、小さすぎてよくなくしてしまうので使わなくなった。モレスキンのあの、これ拾った人!連絡してくれたら○○円あげるよ! という欄(そういうのを書く部分がある)はいまだに活用されていないわけである。
どこか無機質な都会の谷間に落ちたか、もしくは粗暴な人に拾われて捨てられたか……なににせよ、むやみに個人情報を開示しただけにすぎなかったらしい。

そんなわけで、最近使っているのは友人に教わったRollbahnというノートだ。東京駅前の新丸ノ内ビルのデルフォニックス(http://www.delfonics.com/)で売っている。

これはとても使い勝手がよい。まず、とてもページ数が多い。さらに全ページにミシン目が入っていて、いざというときに切り離せる。黄色がかった紙の色も目に優しい。最終ページあたりには透明なファイルポケットもついてるので、ちょっとしたものをいれておける。あと、リングの部分にペンを入れておける。これは非常にポイントが高い。モレスキンにペンを引っ掛けておいて何度なくしたことか……。極めつけは安いことだ。プワーな私には嬉しい限りだ。

外国製っぽいが実は日本製である。表紙に書いてあるのはドイツ語で、それを英語にすると…

The propellers turn.
The airplane wins high ones.
Width journey makes points.
The travel is life.

超訳するとたぶん、

プロペラを何度も回転させて、飛行機は高いところにたどり着く。
大きな旅はあなたに小さな気づきを与えるだろう。
旅は人生そのものなのだ。

みたいなかんじだろうか?
ちなみに、Rollbahnは英語でRunway。

あと紙のインセンスも買った(http://www.papierdarmenie.fr/shop/1-le-carnet-a-l-unite.html)。バニラの匂いがして駄菓子好きにはとても心地よい。練り消しを食べさせられた小学校のことを思い出して、いろいろな意味で泣きそうになる。

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炭酸パックやってみた

▼やってみたよ

・用意したもの
蒸留水←なかったからエビアン         30cc
レモンの絞り汁←なかったからミカンでいい 10cc
クエン酸←あった     小さじ1
片栗粉←あった      小さじ1/2
重曹←ダイソーで掃除用のを買った   15g

・水にクエン酸とミカンのしぼり汁をいれて片栗粉を溶いてレンジでチン。
・ラップをして冷凍庫でそっこー冷やす→すぐ固まった!
・肌を冷やしてつつ、シートパックを用意しておく
・寒天状になっているジェルに、重曹をぶちこみしゅわーってなっているうちに肌にぬりつける!そしてすかさずシートパック!
・20分おく。

おけ!注意点としては思ったより泡状になるということか……。
けっこうピリピリするね。

……
20分経過。
……

う、うん……きいているような気がする……ような。
気になる。
そもそもコラーゲンとか塗っても肌から吸収されないのはよく聞くが、これはどうなんだろう。
気になったので、知り合いに聞いてみることにした。
フランスの某P研究所で働いている友達(生物学博士)が詳しかったような気がするので、そんなわけでDMしてみたところ、確かに炭酸はコラーゲンとかとちがって、皮膚から入るサイズではあるという答え。

このリンクのようにhttp://t.co/KtMIpWa炭酸水が血行をよくする効果があるっていうのは事実で、新陳代謝が高まって肌を若く保てるかもしれない……ただ、それが健康に良いかどうかは微妙……。
基本的に血行を良くするためのものと考えると、重要なのは炭酸の部分なので……つまり……市販の炭酸パックの高さはやはりちょっと腑に落ちない。

うーん、こういうのにもプラシーボってあるんだろうか。
とあれ、炭酸パックはまあ他のB級コスメよりはマシということなのかも知れない。

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ここは浅間山ではない

 

▼もはや定番書籍になった感のある養老猛先生の『バカの壁』であるが、たまたまテレビで「つまりバカの壁というのは固定観念のことです」と言っておるのを聞いて、なるほどと唸った。本を読まなくてもひとことで内容が分かってしまった。この本に書いてあることは要するに、食わず嫌いはいかんということなのである。そんなことは誰もが先刻承知だが、TVで食わず嫌いを題材にした企画が成り立つ程度には、世の中にはやはりまだ壁を壊せぬ方々が多いらしい。ちなみに自分は経験主義者でありバカの壁などとは無縁だ。
このあたりまで書いて、「『バカの壁』を読んでないのに読んだ気になってる自分もやっぱバカですってオチじゃねーの?」などと言っておる老獪な読者諸君の声が聞こえた。然り。が、教訓はもうひとつある。
自分は以前、自らの精液を飲んでみたことがあるが、食塩をぶち込んだ卵白のように大変しょっぱかった(ここはユリイカと叫ぶところですよ)。官能小説やエロティックなゲームの世界で精液は「苦い」というのが定番だ。やはり実践は重要である。こうした日々の探求から、小説のリアリズムというのは立ち上がってくるのだ。断言してみたものの、自信はない。
が、しかし、自分はそのとき執筆していた官能的小説に、迂闊にもなぜか「苦い精液」と記してしまった。自らが手にした真実を余人に知らしめるのがにわかに惜しくなったのだ。唾棄すべきこの事実。脳内の浅間山にて自己批判と総括の嵐が吹き荒れまくった。三日三晩悩んでたどり着いた場所、それは「まあいいや」という悟りの境地であった。つまり、自分が諸君らに伝えたい教訓とは、経験主義もほどほどにしておけということである。壊す必要のない壁もまたある。ついでながら、巷には、飲むと精液の味が良くなるという成人向け商品が存在するようだ。あるいは、偶々その日は塩味だっただけかも知れぬ。機会があればまた試してみる所存である。
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