お久しぶりです。年に数回の更新ですがお元気ですか? ぼくは相変わらずめろん先生です。
さて、いろいろ告知を。
▼漫画版『キッズファイヤー・ドットコム』大団円!
ヤンマガで連載していた漫画版の『キッズファイヤー・ドットコム』ですが、めでたく大団円!小説版の最後までたどり着きました。きっちり3巻でまとめていただいた川口先生、編集のみなさまに感謝。
最終巻は来年発売予定なのでしばしお待ちを。
▼『もういない君と話したかった7つのこと』全文無料公開中
KADOKAWA文庫で発売された『もういない君と話したかった7つのこと』ですが、実験的にnoteにて全文公開してみました。
毎日更新していたら、そのあいだにnoteのフォロワーが2000人くらい増えました……業者かな?
これを受けて、『夏の方舟』も近日中に掲載開始予定ですが、noteになるかcakesになるかちょっとわかりません。ただいま作業中なんでお待ちを。
▼『パパいや、めろん』の掲載も続いています。
子育てエッセイですが、こちらも実は書籍化に向けて動いております。イラストの方も決まって、急ピッチで作業中。書き下ろしも入ってますんでまた告知します。
▼今月の『ディスクロニアの鳩時計』進捗状況
7年前にゲンロンで連載を開始した超絶メタフィクションSF作品である『ディスクロニアの鳩時計』。
完結に向けてじわじわと書いていますが、今年中に終わらない気配です……。
ここで宣言しておこう!
来年終わらなかったら、作家やめます。
正直、この作品はぼくのライフークとも言える作品で、作家人生の半分を費やしています。これまでのぼくの作品の集大成となっていて、なにがおきても完結させる覚悟ではありますが、こういうのって本当に終わらないんです。
これまで未完のあの作品やあの作品……あの作者はみんなこんな気分だったんだなあ……と遠い目になります。
だがしかし、おれはやるぞ。終わらせるぞ。他の仕事を捨てて、家族を捨てて、金も家も捨ててでも、俺は終わらせる。やるといったらやる。これが終わらないと前に進めないのだ。
みなさん、ほんとに応援してください!!!!! おまえらに切実に応援してほしいんだよ!!! ああああ!!!!
▼年末のめろん先生
年末は恒例のTBS文化系トークラジオLife、文化系大忘年会にお邪魔します!久しぶりのLife!楽しもう!
そして新年一発目の元旦からまたラジオ、TOKYOFMのON THE PLANETにゲスト出演します。よろしく!
今年も終わりかけですが、気にせず生きていきます。
▼余談1 友達の滝本さんがなろうで異世界ものを連載開始しました。
その名も「異世界ナンパ」すごい……圧がやばい。
滝本さんは「NHKへようこそ」ヒットのあと、壮絶なライターズブロックに入ってしまい、様々な地獄めぐりを経て復活。
傍らで見ていたぼくも別の地獄にいたんですが……お互いよく生きてるなあと感慨深いです。元気づけられます。
滝本さんに刺激され、ぼくも来年は無料公開で小説を連載したいと思ってます。
▼余談2 バンドはじめました。
滝本さんとぼくと、そして佐藤友哉先生とPhaさん、謎の男ロペス、5人で「エリーツ」というバンドをはじめました。
You Tubeチャンネルもすでにあります。
このへんの顛末は佐藤先生の小説のなかにも書かれているので読んでね。
第一期エリーツはぼくが阿佐ヶ谷に住んでいた10年以上前にみんなでやっていたバンドです。新生エリーツの活動に刮目せよ!
▼余談2 ぼく主催のアナログゲーム集団「RAMCLEAR」の新作が出ました。
RAMCLEARは、ぼくとツムキキョウくんとふたりで趣味でやっていたアナログゲームサークルだったんですが、二年前に株式化。なぜ株式化したのか……ぼくらもわかりません。儲かってませんが、反骨精神だけで生きているので知ったことではない。
ふたりとも「文句があるならおれがやる」というのがモットーなので、毎回気合をいれてゲーム作ってます。
今回は、新人作家の各務都心さんを迎えてのツムキくん初プロデュース作。
探偵シド・アップダイク #00超能力研究所 ← 無料
探偵シド・アップダイク #01スローターズパレス
ともに今話題のマーダーミステリーです。マーダーミステリーというのは、人狼と謎解きゲームと演劇をあわせたようなものですが、手軽にやれるのでまずはやってみてください。
ちなみにシド・アップダイクシリーズは、パッケージやタイトルデザイン、入稿も……ぼくがやっています(元デザイン業なんで本職とも言えます)。デザイン作業は小説とちがって手を動かせば終わるのでむちゃくちゃ楽しいなあ。
推しのみなさんとともに、大事に育てていきたいタイトルです。
ちなみにシド、マーダーミステリー界で今、一番有名なキャラクターです。
「マーダーミステリーが作りたい!」
「興味あるのでうちの会社となんかやりませんか?」
という方、気軽にメールとかツイッターで話しかけてください。
じゃ、また!