群像の9月号に「モネと冥王星」という新作小説を書きました。
瀬戸内海のとある島で母親と暮らす中学生の少女、水原モネが出会ったふしぎな男との数日間。
文芸誌にまとまった小説を書くのは気づいたらけっこうひさしぶりで、自分でもうわあ……とビビりました。
100枚以上のものって、何年ぶりなんだろう(といいつつゲンロンで進行中の「ディスクロニアの鳩時計」のほうが長いんだけどね)。
世の中もいろいろあるんですが、個人的にもいろいろあって、まあ、そういういろいろが形になった作品です。
そういえば、いま、モネといえば、同じく印象派でくくられがちなドビュッシーにまつわる美術展が行われています。ブリヂストン美術館で10月までやっているのでぜひ。行ってから小説を読むとなんかいろいろと読み方が変わるかもしれません。
売店にあった曲が聴けるバッヂが気になった……買わなかったけど。やっぱ欲しいな……。
ドビュッシー自身が語る音声案内がオススメ。