
今月もやってきましたブックウォッチコーナー。さて、今月の二冊は。
日本は他の国と比べて、言語をテーマにしたSFが多いというのはよく言われることです。
我が国はひらがなと漢字とカタカナという三つの複雑な表現を同時に扱うため、脳の言語野への負担が大きく、それゆえに中年以降、精神が壊れてダジャレを言うようになる民族なのです。
これは非常に深刻な社会問題で、特に働く若い女性社員のストレスの原因になっています。
その反面、ダジャレにはその場の気温を下げるという効果があるので温暖化解消の新たな取り組みとして期待されており、先進国の大企業に日本の窓際宴会部長が好待遇でヘッドハンティングされるという事例も昨今では珍しくありません。
以上のことを研究されている方にオススメするのが今月のダヴィンチで紹介した『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』(インターシフト2400円 ガイ・ドイッチャー 椋田直子訳)。
言語相対論と生成文法論の成り立ちや、妥当性を検討しつつ「言葉が人間の認識にあたえる影響」について考えた一冊です。
言語が不思議だと思ったことがある人なら読んでみるといろいろな知見が得られるでしょう。
そしてもう一冊は
『間取り図大好き!』間取り図ナイト・編 扶桑社 933円
ひたすら間取りが描かれています。見ていると新種のテトリスかクィックスをやっているような気分になってきます。でもそれでいいのだ。なぜなら間取り図だからだ!これを見つつ赤毛のアンを凌ぐ想像力でニューライフに思いを馳せましょう。


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