月別アーカイブ: 2010年10月

レーシック(3)

▼一週間検診

レーシック手術後一週間が経過した。この一週間の推移は、
初日――使い物にならず
2日目――マシになるが異物感バリバリで視界も曇り。
3日目――さらにマシになるが右目がだめ。
4日目――異物感が消えてきた。グレアもマシになってくる。
ということで5日目から。

2010年10月26日(火)

レーシック五日目。昨日と変わらない。まさかこれで安定か…という不安。だけど初日に比べるとかなり綺麗にみえるようになってきておる。頑張ってください俺の細胞。

posted at 17:22:08

2010年10月27日(水)

レーシック六日目。左はかなり安定。右はにじみもあるが、視力が左より0.3ほど低いせいか、やはりすこし不自由。グレアも明らかに右だけ多い。非対称なのが気持ち悪いなあ。

posted at 12:15:40

2010年10月28日(木)

術後初の映画館コンタクトよりは楽だったのだが、まだ調整に慣れないかんあり。

ということで一週間検診。結果は両目とも1.5に……というかね、視力が上がったわけじゃなくてこれ、右のかすみが減ってきたために視界がクリアになってランドルト環が見えやすくなったってだけなんだよね。視界のクリアさにちょっと不満が残る……が、考えてみると以前はメガネとコンタクトで生活してたので、その煩わしさからは抜け出せてるはずなんだけど、裸眼になった途端にメガネとコンタクト生活だったときのことを完全に忘れているので、差がわからない! とくにワタクシの場合は物忘れが常人より酷いので「あれ?俺前からこうじゃなかったっけ?」とか思ってる有様。お医者さんに相談してみるが三ヶ月ほどで傷がかなり恢復するのでそれまで様子をみてくれということ。
家に帰って読書をしてみる。とりあえず文字の大きなハードカバーを二冊ほど……なかなか距離が掴めない。距離を調整しつつ読書。目が……目がいてえ、筋肉が凝ってるような……。気合い入れて読んだけど痛みでなかなか頭にはいらなかった。
現時点ではまだ完全状態ではないのだけれど、これからレーシックをやろうとしている人にオススメできるかというと、うーん。

・極度に視力が低く、コンタクトとメガネがほんとにめんどくさい。
・あまり細かい作業をしない。
・旅行することが多い。
・メガネ嫌いの女性。

などの人にはお勧め。右目がまだかなりにじむんだけれども視力は出ているので、五〇代くらいまで持てば、いい買い物だったと思える気がする。視界がすごく綺麗になっていたとしたらもっと歯切れ良い言葉になるんだけど……今の時点ではまだそこまで勧められない。
何にせよ個人差があるものだから、あくまで神経質な人の意見として聞いたほうが良いでしょう。
ということで、また三ヶ月後に。

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大阪芸術大学学園祭にて

▼インタビューが載ります

大阪芸術大学の文藝サークル「創作考房」さんの発行する季刊紙『OR gate』にて、インタビューされた模様が収録されてます。今回はけっこうなボリュームがあり、創作について具体的な方法論を語っています。相手も創作者ということで、海猫沢式の小説描き方メソッドを図とともに公開してますので、興味がある方は明後日、10/30日開催の大阪芸大学園祭に行って本書をゲットしてみてください。

ORgateとは
創作考房で毎年発行している雑誌です。本誌は基本的に日頃の創作活動の集大成としてのスタンスを持ち、1年間のうちに合評本で掲載された作品のうちから、セレクトされた作品と新たに書き下ろされた作品が収録されています。現在のところ発売は大阪芸術大学内の書店「ユーゴー書店」内と学園祭での販売のみとなっております
※ネット上での発売は、検討中です
>>>http://soukou203.hp.infoseek.co.jp/ORgate.h

ちなみにその海猫沢式メソッドがどうやってできたかというと、ワタクシ、人の前に出てしゃべったりするのが本来、非常に苦手なのですが、それより上位の信念に「やったことないことは、とりあえずやる」というのがありまして。それにのっとって数年前に、大学とか専門学校やらで小説についての話をしたことがあり、結果、大失敗しました(笑)なにも話すことなんてないし、しどろもどろになるし、つっこまれるし、大ひんしゅくでトラウマになりそうでした(マジで心折れかけた)。でもそこで逃げたらずっと怖いままなので何度かまたボロボロの講義のようなものをこなすうちに慣れて、なんとか生徒たちに小説を通じてもっと世の中のおもしろいとこを見てほしいなあと思ったんだが。どうだったんだろ。ちょっとは小説の書き方の入り口くらいまでは教えられるようになったような、ならなかったような。そんなあやふやなカンジで授業してたときに作ったレジュメみたいなのがそのメソッドの元。正しいかどうかはわかんないし、こういう技術論ってどのジャンルにもあるんだけど、実はその技術論にはあまり意味がないんだよな……自分との相性とかの問題もあるし、全部理解してもできないものはできないし。知らないほうが強かったり。つうか……ともかく身体でやってくしかない。同業者にどうやって書いてるか聞いてみると「最初と最後だけ考えてあとはテキトウ」っていうのがわりと多かったりするし。教えられてすぐ理解できるようなことは、たいしたことじゃないんだよな。人の意見など聞くな、孤独に耳を傾けろ、というのが俺の結論です。適度に……自己憐憫に浸るのと勘違いしないようにね。
しかし、まあ、なんだ、こういったメソッドというのは、感覚的に書いた作家の原稿を編集者の方々がなおすときに使うほうが有効なのではないかと思われ。映画におけるスクリプトドクターみたいなかんじで。
まあ、楽しみつつ試行錯誤……ダヨネ(瞳孔全開)。

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レーシック以下略……(2)

▼やってきました。

順番としてはまず検査→コース選択→施術。コースはいろいろありますが、やることはみんなおなじです。目を切りひらいて中の角膜をレーザーで削って屈折率を変える。目を切りひらくときに昔はメスでやってて、最近はレーザーを使うらしい。一番安いコースだと両目で10万切るけど、メスで切られるらしい(ちなみにアメリカ帰りの友人は10年前くらい昔、メスでやられたけど「超いいよ超見えるよ」って言ってたのでそんなに問題ではなさそう……個人差もあるだろうけど)。検査後にコース説明ビデオを数人で視聴させられる。
主に
「角膜の細胞は再生しません!」
「だから最高級がいいよ!」
「レーザーの性能が倍違う!」
「傷の治りが早い!」
などです。説明が終わると「はい、では○○さんは……なにコースをご希望ですか?」と聞かれますが、ほぼ全員が最高級を選択します。というかね……これで「せっかくだからこっちを選ぶぜ」とかって最低レベル選択するのってかなり気合い入ってる反抗期だろ……HP1でラスボスと戦うとかそんな感じ。さすがに俺も仕事的に目が命なので最高級を選択です。友人に紹介されたのでいくらか割引が適応されましたがそれでも厳しいので12回ローンを組んだ。ちなみにローンはVISAとかカードが使えないので書類記入をしなくてはなりませんが、金利がゼロなのでローンはこっちをオススメします。俺でも通ったので、ブラックリストに入っているとか、戸籍がないとか、そういうウシジマくんワールドの住人でない限りまず落ちないと思う。

▼2010年10月21日(木)

ここからはTwitterの投稿をまじえて記録する。

今日で眼鏡とはお別れか。

posted at 12:31:03

検査おえいまからレーザーあびまくり

posted at 14:56:55

時間通りに病院に行って視力検査。4人ずつ呼ばれて並んで手術フロアへ、薄暗い待合室で麻酔目薬をして待ちつつ、髪をまとめる帽子のようなものをかぶる。順番に廊下を通って手術室に案内される。このフロアには手術室が何部屋もあるのだが、ドアの開閉は赤外線だかなんかで足元のほうに四角い窓のセンサーがあって、そこに足をかざす(蹴る?)。
ドアが開くと中には医者がスタンバイ。
手術台に寝ころぶと怒首領蜂の一面ボスの飛行モードみたいなの(←画像)が目の上にあらわれる。「緑の点滅をみておいてくださいー」と言われ必死でそれを見つめる。左の方でパソコンから聞き覚えのある音が……ああなんだか……思い出せない……でもなんだかとても懐かしい音なんだ……これは確か……そうだ。ウインドウズだかマックだかのタスク完了音だ!えっ!?大丈夫なの!?とか思ってるうちに右目がテープで固定されなんだかよくわからないものを目に直接つけられるとタスク音が鳴りまくり。視界がぼやけてくる。
「ちょっとみえなくなりますよー」
という言葉とともに突然視界がブラックアウト。
な、なにが起きてるんだ!?>これは角膜を切りひらいたせいらしい。
「レーザー照射」
カウントダウンがはじまる。20秒。15秒。
なんだかタンパク質が焼ける臭いがしてきた……。
5秒……終了。
あっけなく終了。左もおなじように行い、
「はい終了です。外でお待ち下さい」
え!いきなり目あけて歩いてだいじょうぶなの!?薄目を開けるとすごくかすみまくって見えない。そのままリクライニングシートが並ぶ薄暗い部屋に連れて行かれると、先に4人ほどの人が寝ている……流れ作業的にこのペースで手術受けてる人がいるっていうのはすごい……。座らされて目薬をさされて待つこと15分ほど。
「はい、検診です」
また検診を受けてサングラスと目薬をもらって帰宅。
え?これでおわり?という奇妙な感覚が……一緒に受けた人が、足早に部屋を出て、うれしそうに窓の外の景色を見に行っていたのだけれど、そんな気分になれず……というか曇りすぎてて見えないし異物感があって目が膨れあがってるようで痛い。

うおー手術はラーメン時間並みだった、視界がまだまだ不安定…

posted at 16:51:23

とりあえず家に帰って目を休める。ひたすら4種類くらいの目薬をローテーションでさしまくる。

右目がゴロゴロ。だんだん曇りがとれてきたような。

posted at 18:01:53

四種くらいの目薬をひたすらさしまくらなければならない。なんだかだんだんクリアになっとる。

posted at 18:51:03

レーザーのとき、タンパク質の焦げる匂いがした。

posted at 18:54:37

目がゴロゴロするのにくわえてお腹もゴロゴロしているのですがおれはいま大丈夫なのだろうか。

posted at 02:17:58

不安におののきながら眠る初日の図。死体っぽい。

▼2010年10月22日(金)

う、朝起きたら右目だけすごい不安定なんだが…異物感がまだのこっておる…不安だ。

posted at 10:43:17

あまり改善されていないのがすげえ不安なままK社で打ち合わせ。食堂でメシを食っているあいだ、外の景色をながめる。たしかに見えている。見ているのだが、遠くまで見えて画面が汚いのと、画面が綺麗で近くしか見えないの、どっちがいいかって言ったら……綺麗なほうがいいよな……とブルーになる。まさかこのまま改善されないってことはないだろうけどそれにしても怖い。打ち合わせ終え、付近にある「双子魔女の前世カフェ」に行ってみる。3千円でハーブティと前世がセット。大阪の前世喫茶 カフェ ローデストン (Cafe Loadestone)っていうのもあるが無関係。預言カフェともよく間違えられるそうですが、そっちはマジでキリスト教系です。ちなみに俺の前世は「中世の魔女。趣味で魔術とかやってたのにマジだと思われて魔女狩りされた」らしい(笑)目薬さしまくってたら「レーシックですか?私たちもやったんですよ」と言われる。やってる人多いんだねほんと。でそのあと検査。

検査いってきた。左1.5、右1.2になってたんだけど字がにじんで本が読めなくてめっちゃ不安。右がとくにひどい。医者には1週間で安定するって言われたんで待つ。

posted at 22:09:24

しかし、ランドルト環以外の検査法ないのかな……以前、途中で配置を記憶してしまいめちゃめちゃになったことがある。せめてランダム表示必須にしてくれ。

posted at 22:14:47

夜のグレアとハローはまだかなりある。

▼2010年10月23日(土)

今日はとにかく目を休めようと思いあまり外に出ないで家にいた。が……目を使わないとほんとになにもやることがない!ゲームも本も読めない。音楽をきくくらいしかないのだがそれもなあ……。と、思いつつなんとなく部屋の片付けとかをする。本が増えてきたのでダンボールにつめて実家の書庫に送る。

そろそろ目を休めよう。

posted at 01:20:09

▼2010年10月24日(日)

レーシック三日目経過。夜のハローグレアは出ている。左は異物感なしだが、右がまだ異物感あり。読書はまだできない。つうか手元見てたらすごい近くに焦点が合わなくてびびった……老眼だ!軽減されるのだろうか。不安だ。

posted at 00:20:05

う、パソコンで映画一本見たら視力が下がったきがする……いかんな。

posted at 23:01:54

レーシック四日目。右目がまだ異物感あり。見え方は昨日とあまり変わらず右目だけにじむ。左も少し落ちたような…。まだ読者は難しい。

posted at 11:03:51

読書を「読者」とタイプミス。まったく気づかないほどのにじみです。三日目なのに四日目ってかいてる。


メガネあり(締め切り前、数ヶ月前)とメガネなし(締め切り後、現在)のめろん先生比較。


▼2010年10月25日(月)

朝起きて見え方を確認するのが日課になってきたよ。

レーシック五日目。異物感は消えたが右目、いまだに滲みあり。小さい文字が読みづらい。が…休んでるわけにもいかないので本日からまた仕事再開。

posted at 13:21:15

これ四日目の間違い。ここ三年くらいずっと、書けないときでも机に向かってなんか書いてるか本読んでるので、こんな長いこと執筆も読書もしていないのは久しぶり。落ち着かなくて仕方ない。週明けということでこのへんで仕事を進めようと思い机に向かって仕事はじめ。暗い部屋(←部屋はこんなかんじです)でないと集中出来ないのが仇となりグレアとハローだらけの視界でなんとかこの文字を打つ……ほんとになおるのか!?というそこはかとない不安を抱きつつ週末の検診を待つことにします……(続く)

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生活考察予約開始

▼京都SFフェスティバルは無事終了

朝から飲むヨーグルトにやられ、東京土産を車内に忘れ、会場入りが一番遅かったわけですが無事終わりました。人の多いところが苦手ゆえ合宿には参加いたしませんでしたが、いろんな人とお会い出来て楽しかったです。京都の夜は風情があってよかったです。
というわけで、先日お知らせした短編集はお届けが来年になりそうなのですが、その前にまたひとつ随筆が載ります。

『生活考察』 Vol.02

A5版変形・80ページ・定価780円(税込)・10月末発売予定(予約受付中)

〈Text
戌井昭人 生活逃れの馬鹿者 第2回
春日武彦 隠れ家の日々 第2回「店の奥」
大谷能生 ディファレント・ミュージックス 第2回「この暑さはショッカーのせい」
円城塔 かきものぐらし 第2回
林哲夫 好きなことだけして暮らしたい 第2回「幻の下宿人」
佐々木敦 普段の生活 第2回 「ミーティング・オブ・普段の生活」
小澤英実 「あたし、この戦争が終わったら……」第2回 Where I Lived,and What I Lived For ~暮らす場所、暮らす目的~
岡崎武志 岡崎武志の生活講座 Lesson2 笑う
豊崎由美 町田一家とのこと
柴幸男 新幹線考
速水健朗 都会的消費生活者のための アーバン・ミュージック・ガイド 第2回「夜が翼広げ、シャイニー・トワイライト・タイム をこえてスカイハイ」

福永信 日付と時間のある文章 第2回「福永信と名久井直子の星座観察会」

海猫沢めろん めんどくさいしどうでもいい 第2回「金」

栗原裕一郎 超身辺雑記トムソン 第2回「部屋とリノベーションと私(ただし見るだけ)」
大澤聡 原稿料問題はくりかえされる?♯2
松田青子 減ってこそ
内海慶一 シュロ景
長嶋有 続・ジャパネット考
・・・・・・
辻本力 大衆酒場=アミューズメント
〈INTERVIEW〉クボタタケシ 「クボタタケシさんに、訊きました」 聞き手:前園直樹
杉浦貴美子 「生活の集積」としての壁

予約は→http://d.hatena.ne.jp/fiddle-stick/

このエッセイは海猫沢が死ぬほど力をいれずにだらだらと脳の中を垂れ流した普通の媒体には載らないような、読み手の気力を溶かす素晴らしいもので、たぶんどこにも再録されたりしないので元気になってテンションあがってきて正反対のことを言い始める前に買っておくことをオススメします。というか物覚えが激しく悪いためにたぶん毎回言ってることちがうとおもいますが気にしないで下さい。それではまた!

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