月別アーカイブ: 2013年6月

読んでいいとも!ガイブンの輪


「読んでいいとも!ガイブンの輪」(通称「よんとも」)は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組ではなくトークショーです。
とびきりのガイブン”目利キスト”である豊崎さんとゲストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。

今回は、佐々木中さんからのご紹介で、文筆家の海猫沢めろんさんをお招きします!

ということで、今週末はよんともです!テーマはイヤミスならぬイヤガイブン、ということでグロいガイブンをテーマにしてみました……が、言いだしておきながらまったくグロいガイブンってのがおもいつかない!ケッチャム?いやそれは文学なのか?ミステリじゃないのか?バロウズ?いや、映画はグロいが文章はさほどでもないぞ。うーん、困った……ということで選んだのは……会場に来てからのお楽しみです。
ぼくはふだんそれほどガイブンを読むほうではないんですが、不思議なことに作品にはけっこう活かされてたりします。たとえば全滅脳はアゴタ・クリストフ『悪童日記』、零式はボストン・テラン『神は銃弾』をイメージして書いています。たぶん読み比べてみると「ああ……」と思われることでしょう。
そんなわけで今回いろいろとオススメのガイブンを聞いてみたいと思います。豊崎さんとはイベントなどで顔を合わせたことはあるのですが、お話しするのは初めてなんでちょっと緊張しますね。

《プロフィール》

豊崎由美(とよざき・ゆみ)

ライター、書評家。「GINZA」「本の雑誌」「TVBros.」「文藝」などで書評を多数掲載。主な著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、『正直書評。』(学習研究社)、『勝てる読書』(河出書房新社)、『ニッポンの書評』(光文社新書)などがある。最新刊は『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』(本の雑誌社)。

公式HP『書評王の島』

開催日時:6月29日(土)17:00~18:30(開場16:30)
開催場所:神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)店頭または電話・メール([email protected])にて、件名「豊﨑さん海猫沢さんイベント参加希望」とお申し出いただき、お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。
電話 03-3291-5181
※当日15:00より1階総合カウンターにて受付を行います。参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、店内カフェにて指定のドリンクとお引換えください。尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

よろしくお願いします!

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瀬戸内にいってきた

二日間、瀬戸内にお邪魔していろいろな方々とお話をしてきました。
いやーおもしろかった!
小さなイベントでしたがみなさん非常に雰囲気がよくて、ぼくの知らない瀬戸内の話をしてくれたので、これはぜひまた作品に活かさなくては……という気分になりました。

一日目は宇野港にあるゲストハウスlitのシーフードカレーがやたらうまかったことと、fiftの五十嵐さんのお店の美しさ、てしまのまどの安岐理加さんのお話などが印象的でした。

二日目は直島を舞台にしたフランスのドキュメンタリー映画の撮影でインタビューを受けたのですが、これが思っていたよりも濃密。1時間くらいしゃべって終わりかとおもったら「小説を読んでくれませんか?」と言われ去年書いた「モネと冥王星」の一節を朗読することに(恥ずかしすぎる……)。午前中の10時半から夕方の6時までインタビューと撮影。さらに夜、向島集会所に渡って座談会が開かれたのですがここにもカメラが入り、まる一日撮影という恐るべし長丁場。監督のラボレーさんはつねに笑顔なんですが「今のところもう一回いいですか?」「それはどういう意味ですか?」「もっと詳しくお願いします」「もっと詳しく」と妥協しない姿勢とタフさがすごい。見習わなくては……。スタッフの皆様どうもお疲れ様でした。来年の完成を楽しみにしてます(たぶん5分くらいしか写ってないと思うのだが!)。
向島の座談会では中学生のリアルと、島育ちの感覚、移住者の意見など、それぞれの立場からの話がおもしろかったです。
帰りはあいにくの雨でしたが、ふだん見られない島の海に降る雨がきれいでした。

さて……さきほど東京に戻ってきて完全に時間感覚が鈍っているんですが、週末は豊崎さんとガイブンについてお話をします。イヤミスの流行に便乗してイヤガイブンについて。

詳しくは→こちら(http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=4903)。

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瀬戸内でイベント×2

いきなりですが6/24(月)と25(火)の二日間、瀬戸内にお邪魔してトークイベントに出演します。去年、瀬戸内の島を舞台にした小説「モネと冥王星」を群像に発表したという経緯があってお声をかけていただきました(うおお、実はもう一本、瀬戸内の別の島を舞台に書いている途中で、予定ならば今頃本が出ているはずだったのです……各方面にお詫びを!)。

まず一日目は宇野港にあるゲストハウス「lit」さんにて。無料です!

 

【キン未来座談会:やわらかく瀬戸内で暮らす事】
<企画内容>
クリエイティブな視点と柔軟な発想と適度なゆるさと、それから瀬戸内に縁とゆかりを持つ人々を御招きし瀬戸内の楽しい未来を妄想するハッピー系じゃないけど、ちょっとだけ上向きな力の抜けた座談会を開催します。

<企画概要>
日時 6月24日(月)19:00位〜21:00位
場所 lit
料金 不要(寄付制)
来場予定 五十嵐勝成さん(fift 代表)、海猫沢めろんさん(小説家)、安田ちひろさん(カフェコンニチハスタッフ)&more…(順不同)

予約 不要(予約者優先)
飛び込み来場でも問題無いですが、座席に限りが有りますので、予約者優先で、座席をご利用頂き、満席以降は立見とさせて頂きます。
尚、優先時間は19:30迄とし、その時点でご来訪頂けていない場合はご予約キャンセルとさせて頂きます。

予約連絡 [email protected]
→上のアドレスに
•お名前•人数(最大2名)•連絡先電話番号を御記載の上、メールを御送り下さい。

飲食販売 多少のフード、簡単なドリンク等はこちらでお出し出来るよう準備するつもりです。

宿泊希望 ご来場の方でもしご宿泊をご希望の場合は割安料金にてご利用頂けるよう準備しますので、お早めにお問い合わせ下さい。

http://unolit.tumblr.com/

そして二日目は直島の隣、向島にて。ここはすごいですよ! ものすごい小さな離島で、船で迎えに来てくれます。

 

『向島座談会』

会場:向島集会所居間
6月25日(火) 19:00〜21:00
ゲスト:海猫沢めろん
昨年の群像9月号にて掲載された小説「モネと冥王星その瀬戸内の島を題材に描かれた物語の制作秘話や島の中学生との対談などを予定。
ご宿泊お一人様一泊 5,000円(先着10名)
座談会のみお一人様2,000円(先着10名)
お問合せ [email protected]

http://mukaejima.m15.coreserver.jp/

 

どちらもアートの島「直島」のお隣なので、美術館を見にいくのもいいと思います。平日なんでけっこう予定が立たないかもしれませんが、お時間ある方はぜひ。このへんの島はほんとにリアルエロゲジブリっぽくて最高ですよ! せつなくて死ぬぜ!

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近況など

バージンパンケーキ国分寺

ついに六月に入り、今年も半分が終わろうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日の雪舟えまさんとのトーク、無事終了しました。雪舟さんは小説のとおり、すごく不思議な方でした。初対面に加えてお客さんとの距離が近く、なんだかすごい緊張。少人数のイベントだったのですが、いろいろとお話しを聞けてとても楽しいひとときでした。もっとお客さんにも質問などをしてもらえばよかったな、とあとで思ったんで、次回あればぜひみなさんにも参加してほしいと思います。

最近すごくイベントの仕事が多いのだけれども、もともとぼくは人前に出るのがわりと苦手です。いや超苦手。大嫌いでした。
初めて人前で話したのって、たぶん6年か7年くらい前。とある大学で創作についての講義を、ということで話したのですが、これが目も当てられぬ悲惨な状況で、まったく話せない、人の目を見ない、何を云ってるのかわからない、おまけに生徒にまで文句言われる始末、という、思い出すだけでトラウマなんですが、あまりに恐怖すぎて逆に「これは一生トラウマになる!」と思って、「むしろやろう!」と思い、いろいろと人前に出る訓練をしたところ、最近ようやく馴れてきました。俺はトラウマを克服した!やればできる!すげー!(……というか、いっつもある一定の経験値が溜まると、めんどくさすぎてブチギレて居直ってどうでもよくなる)。

今月は水曜にブックショップユトレヒトの店長江口さんのワークショップにゲスト参加し、瀬戸内のほうにお邪魔して地元の方々とお話しさせていただいたり、豊崎由美さんとガイブンについて話したり……と、トークイベントがまだありますが、7月あたりからはだんだん減っていく予定です。なぜなら小説を書くから。書かないとヤバイから。怒られるから。死ぬから。なんで俺がガルガンティアの主役じゃないのかいつも考えている毎日です。薄い本ください。そろそろ小説へのイミフメイの怒りが溜まってきて爆発寸前だから。なんで怒ってるのか自分でも良く分かりませんが、とにかく人生に飽きてきたらからそろそろ転生します。

はい、転生したぼくがお送りします書評のお知らせです。原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』が共同通信で配信されているかと。なので地方の人は読んでるかも? 美術館でiPodのショボイやつみたいなアレを借りて絵を見るのが好きだけど、もっと説明してくれ!な俺に優しい小説でした。そして今月の文學界には阿部和重さんの『□』書評(すいません!やっちまいました……書評のなかで「すべからく」の誤用があります。謹んで読者にお詫び申し上げます。みんなは間違えないでね)。『□』は書評を書いたあとに著者インタビューが公開され超あせりました……。この作品は先入観なしで読んで欲しいですね。

ジヴェルニーの食卓□ しかく

よし、来世もがんばろう。

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